
こんにちは。個別指導塾ノーバス大阪あびこ校の中島です。
「国語」、いわゆる日本語の力が足りなくて困っている、というお声を時々いただいたり、特に困っているということが無くても明らかに文章読解力もしくは文章を読もうとする意志が足りないという生徒さんはちらほらといらっしゃいます。
では、「国語」の力とは何なのか?
こう聞かれたとき、明確に答えられるでしょうか?
ひょっとするといろいろな答えがあるのだろう問いですが、
私ならこう答えます。
・文章を読んで、自分の言葉で説明ができるか
・見たもの・聞いたもの・感じたことを自分の言葉で表せるか
例えば、この記事にくっつけているアイキャッチ画像を言葉にすると、
「男の子が積み木を積んでいます」
となるでしょうか。もちろんこれもたくさんの種類の正しい回答があると思います。
そんな簡単なことではない、
ここまで読んでそう思う人もいるかもしれません。
上の画像に正しい日本語の説明ができて、こんなものは簡単だと思われたそんな方は次の質問を考えてみてください。
・教科書の文章を読んで、自分なりにすべての言葉を説明できますか?
・日ごろの会話できちんとした言葉を使っていますか?
「国語」は言葉の勉強。
言葉の勉強とは、伝える力。
伝える力とは考える力。
考える、とは、「何を伝えたいのか考える」「どうすれば伝わるかを考える」
言葉と意味・状況が結びつくことで、意図したことが伝わります。
慣用的に使われる表現を含めて、「事前に」知っておかないと正しく伝わらないことがたくさんあります。
ですから、義務教育という場で言葉の勉強をするのです。
英語や他の言語を含め、言語関連の勉強ができることは、単に他社とのコミュニケーションが円滑にできるということだけです。そこに何も新しいものはありません(ここでいう「新しいもの」というのは文化や技術の発展を指します)。しかしながら、他社とのコミュニケーションが円滑にできない場合、人間社会での活動が制限されることになります。社会活動を通じて文化や技術の進化に貢献する「前に」身につけておかなければならない力が、言語能力です。
繰り返しですが、
・文章を読んで、自分の言葉で説明ができますか?
・見たもの・聞いたもの・感じたことを自分の言葉で表現できますか?
まずはここからです。
言葉を理解するために行う手段については、次回書いてみたいと思います。
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