義務教育期間の学習の役割

こんにちは。個別指導塾ノーバス大阪あびこ校の中島です。

小学校、中学校の期間は日本国憲法で定められた義務教育の期間になります。なぜ日本では少なくとも９年間勉強しないといけない期間があるのでしょう？学校に通って集団の中で生活する、といった面ももちろんあると考えますが、学習の面に絞っても大きく２つのことが挙げられると思います。

１つは、これまで人類が積み上げてきた知識を広く浅く習得することです。人類の歴史は知識の蓄積といっても過言ではありません。現在の研究開発においても、基本はこれまでの研究開発の流れを受けてそれを発展させ、新しい技術、仕組みなどを作ることが行われています。新しいモノ、コトを生み出すために、これまでの知識の習得が必要なのです。

もう一つは自身の学習のクセを理解することです。仕事をするなり趣味をするなり、人間として活動する間は、やりたいことが出てきたら新しく学ぶことが必要になってきます。その際に、「私はこういうプロセスを踏めば知識を習得できる！」というプロセス（手順、方法など）を知っておくと役に立ちます。最近会社員のリスキリング（re-skilling）といった言葉がよく聞かれます。形はさまざまですが、学習という行為は一生ついて回ります。今義務教育の課程にいる方々にはぜひ自分なりの学習方法を身につけて次のステップへ進んでいただきたいと思っています。

現在の小学校・中学校の教師の皆様、小学生中学生の保護者の皆様、それぞれで考え方はさまざまであるかと思いますが、私は義務教育は日本人として生きていくために必須の知識を身につけるものだと思っています。ですので、学校の授業ではついていくのが難しくて困っていてしっかり勉強できる環境が欲しい、といったご要望には全力でお答えするつもりです。

授業時間すべてを、「きみ」の「わかる」のために。
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