こんにちは。個別指導塾ノーバス大阪あびこ校の中島です。
「読解力」という言葉、耳にすることがあるかと思います。
この「読解力」、何なんでしょう?
日本人の識字率はほぼ100%、義務教育の効果がこの数字には表れていると思います。
しかしながら、「うちの子は読解力が無くて困っている」と塾にやってくる方もいらっしゃいます。
日本語が読める=「読解力」がある、というわけではなさそうですね。
読解力とは「読み解く力」、すなわち、
1)日本語を読む
2)理解する
この2段ができて初めて読解力があると言えそうです。
1)は前述のとおりほとんどの人が達成済み。では2)ができるようになるにはどうすれば?
個人的な感覚で恐縮ですが、理解する=想像(イメージ)できる、じゃないかと思うのです。
例えば、
リンゴは1個200円、みかんは1個100円で売られています。
リンゴ3個とみかん2個を、1枚5円のレジ袋に入れてもらって買いました。
代金は合計いくらでしょう?
という問題があったとします。
問題文を読んで、
袋の中に5個の果物が入る情景
が想像できるでしょうか?
イメージできるのであれば、何を計算すればよいのかもイメージできるのではないかと思います。
近年の情報機器の普及、通信機器の発展に伴って、情報が過度に溢れ返った世界の中で、我々は生活しています。情報の多くを動画で取り入れることができる今の時代、「想像する」力が弱くなることは、多くの人間の中で起こっている事象なのかなと思います。
言葉を読んで想像する。
人との会話で想像する。
自分自身で物思いにふけって想像する。
毎日の生活の中で、こういったことに少しずつ時間を使うことで、いわゆる読解力は鍛えられるのではないでしょうか。ぜひ試してみてください。
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